日本で売られるGoogle miniが割高(?)な件

Google Miniという検索アプライアンスがある。イントラ用検索ツールという位置づけだ。日本国内では上位版のみの発売となっていたが、そのGoogle miniの新バージョンが発売された。

google.comでの直販価格は、1995ドル(5万ドキュメント仕様)だが、
日本での価格は1年間のサポートが付きで46万円のようだ。
(値引きはあるのだろうか)


代理店ビジネス+搬送コスト+サポート、そして日本企業の価格弾力性の低さから言えば、この価格設定はけっして悪くない。

そして、NAMAZUEstraierなどのツールで自前で組んだら、(ソフトはタダだけど)実際に使うためには人件費だけでも相当かかるから、その点でも全然高いとはいえない。


それは十分理解した上で、買おうと思うと、やはり「高い」と思ってしまう。
アプライアンスなのだから、サポートもほとんど必要無いだろうし。


む、このプライシングは何かに似ているなあ、と思った。
コバルトキューブだ。同じ青色サーバーだし・・・。


あれも、米ドルでは、現場担当者クラスで衝動買いできる価格設定、というのが売りだったが、
日本で売られていた価格は、明らかに割高になっていた気がする。


まっとうな企業を相手にした、まっとうなビジネスのまっとうな値段、というのは、他の企業ならいいのだけど、それがグーグルだったりすると「らしくないなあ」と思ってしまう。